第29回社会福祉士 国家試験 相談援助の理論と方法
だから、取らないでってば❗️
問題101
パールマン(Perlman,H.)が提唱した問題解決アプローチの援助技法に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
①社会生活技能訓練(SST)の技法を用いる。
②ライフストーリーの書き換えを目指した技法を用いる。
ナラティブアプローチ
③部分化の技法を用いる。
正解
④強化による行動変容によって適応行動を増やす技法を用いる。
行動変容アプローチ
⑤例外探しの技法を用いる。
解決志向アプローチ
102問目
子ども家庭支援センターのK家庭支援専門相談員(社会福祉士)は,行動変容アプローチを応用したペアレント・トレーニング講座の講師として,観察した子どもの行動の表現方法について話した。講座終了後,参加していたLさん(35歳,女性)から相談に乗ってほしいと声をかけられた。別室で改めて話を聞くと,Lさんは5歳になる長男の行動で困っているという。講座での話を理解したつもりだが,子どもの行動を表現する適切な言い方を教えてほしいというものであった。そこで,K家庭支援専門相談員は,行動変容アプローチに基づく行動の表現を例として示した。
次の例示のうち,講座内容の趣旨に沿った表現として,最も適切なものを1つ選びなさい。
①いつも落ち着きがありません。
②ちゃんとできたことはありません。
③何かにつけて口答えばかりです。
④弟が持っているおもちゃを横取りします。
正解
⑤とにかくかんしゃく持ちなのです。
103問目
事例を読んで,この場面におけるM福祉活動専門員(社会福祉士)によるAさんへの初回訪問時の対応として,最も適切なものを1つ選びなさい。
①近隣住民の迷惑となっていることを自覚しているかを尋ねる。
②何かお困りのことはありませんかと問いかける。
正解
③不要な物が火災の原因となる可能性があることを伝える。
④親族である息子と一緒に,不要な物を処分するように伝える。
⑤なぜ,こんなにたくさんの物を溜めたのか理由を尋ねる。