第29回社会福祉士 国家試験 相談援助の理論と方法

116問目

自助グループの特性に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。

①専門職がリーダーとして問題や課題を専有している。

ボランティア等

②メンバーが受動的である。

積極的

③メンバー間に明確な上下関係がある。

ない

④異なる悩みや問題,課題を持つ者の集まりである。

同じ悩み

⑤本人や家族が参加している。

正解

 

117問目

スーパービジョンに関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。

①ピア・スーパービジョンは,スーパーバイザーとスーパーバイジーが同席して行う。

ライブスーパービジョン

②グループ・スーパービジョンは,一人のスーパーバイザーが複数のスーパーバイジーに対して行う。

正解

③個人スーパービジョンは,スーパーバイザーとスーパーバイジーが相互に交代しながら行う。

ピアスーパービジョン

④セルフ・スーパービジョンは,スーパーバイザーとスーパーバイジーが1対1で行う。

個人スーパービジョン

⑤ライブ・スーパービジョンは,スーパーバイザーを置かずに,スーパーバイジーが集団で行う。

①の説明がライブスーパービジョン

 

118問目

相談援助の記録方法に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。

①逐語体は,あらかじめ設定している援助課題の項目ごとに時系列で援助過程を簡潔に示すものである。

圧縮叙述体

②叙述体は,事実やその解釈,見解の要点を整理して示すものである。

要約体

③要約体は,ソーシャルワーカーとクライエントの相互作用について時間経過に沿って詳細に示すものである。

過程叙述体

④ジェノグラムは,数世代にわたる血族・姻族関係,ライフイベントなどを図式化するものである。

正解

⑤エコマップは,グループメンバー間のつながり,構造,関係のパターンを図式化するものである。

ソシオグラム

 

やっと終わった

 

 

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第29回社会福祉士 国家試験 相談援助の理論と方法

113問目

社会資源の開発に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。

①ケースアドボカシーとは,クライエントと同じ状況に置かれている人たちの権利を守るために,新しい資源を開発しようとすることである。

コーズアドボカシーの説明

②小地域開発とは,社会福祉の制度やサービスの創設・改善・維持を目指す活動である。

社会計画の説明

③ソーシャルアクションとは,地域の問題について,専門家を入れずに住民がグループでの取組を通して問題解決を図れるようにするものである。

専門家も入る

④コーズアドボカシーとは,一人のクライエントの利益と安定した生活をまもるための働きである。

ケースアドボカシー

⑤社会計画とは,公的な機関や専門職が地域の問題について情報を収集・分析し,合理的な取り組み方を決めて実施することである。

正解

 

114問目

ネットワーキングに関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。

①静態的な概念である。

動体的

②既存の所属や地域の制約の中で展開する。

規制にとらわれない

③特定の強力なリーダーに導かれる。

メンバー間の話し合いで合意形成

④日常的な結び付きを無意図的に繰り返し使用する。

意図的

⑤目標と価値を共有する。

正解

 

 

115問目

事例を読んで,ソーシャルサポートネットワークを活用したJ支援員(社会福祉士)の支援として,適切なものを2つ選びなさい。

〔事例〕R市の高齢福祉課はNPO法人に委託して,団地内で「コミュニティカフェ」を開始した。委託を受けたNPO法人に所属するJ支援員は,地域包括支援センター社会福祉協議会の協力を得て,地域住民ボランティアと共に,月に2回,団地内の集会所において主に高齢者を対象としてカフェを開催している。しかし,団地内では一人暮らし高齢者が増えており,カフェに参加していない人も多い。

①身体機能に不安を感じる参加者に,地域包括支援センターの利用を勧める。

正解

②カフェのプログラムは,専門職が行うものを優先する。

③参加者の仲間関係によってグループ分けをする。

④団地自治会に見守り活動を提案する。

正解

⑤カフェの運営会議では社会福祉協議会の要望を優先する。

 

116問目

グループワークに関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。

①波長合わせとは,メンバー間の親しい対面や接触を通して,お互いに刺激し,影響し合うことである。

作業期の説明

②グループの発達過程とは,グループの誕生から終結に至る,力動的関係の過程を示すものである。

正解

③グループの凝集性とは,メンバーがどのような思いや感情を持ってグループの場面にやってくるのかを,援助者があらかじめ理解しておくことである。

準備期の説明

④メンバー間の相互作用とは,メンバーがグループの構成員として認められるため,グループが持つルールのことである。

グループ規範の説明

⑤プログラム活動とは,メンバーと機関・施設側との間で目標達成に向けての取組について合意を形成し,双方の責任を明確にすることである。

契約の説明

第29回社会福祉士 国家試験 相談援助の理論と方法

108問目

相談援助のための面接に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。

①閉ざされた質問は,クライエントが自分の考えや気持ちを表現できるように促すために用いる。

開かれた質問

②要約とは,クライエントの言葉をそのまま繰り返し,対話を促すことである。

反映技法

③感情の反映とは,クライエントの感情や態度に関係なく,ワーカー自身の感情を伝えることである。

共感が必要

④沈黙場面では,クライエントの混乱が沈黙の第一の理由と捉え,ワーカーが指示的に関わる。

第一の理由とは限らない

⑤非言語的な表現の観察においては,クライエントのアンビバレントな感情を理解する。

正解

 

109問目

ケースマネジメントに関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。

①複数の組織から類似の機能を持つサービスが用意されるなど,手厚いサービスが提供される。

特に必要ない

②身体的,心理的,社会環境的な側面から各専門職が独自にサービスを提供する。

連携して

③専門職がクライエントの意向にかかわらず自立生活のプランを立てる。

意向が重要

④地域の資源を活用・調整して,住み慣れた地域でできる限り長く暮らし続けられるようにすることである。

正解

⑤サービス利用者の満足感,快適性よりも,援助者の実行しやすい援助を提供する。

満足感、快適性が重要

 

110問

地域包括支援センターのD社会福祉士は,民生委員からEさん(75歳,女性)のことで相談を受けた。Eさんは,何とか自立して一人暮らしをしていたが,ここ数日,Eさんの姿が見えないと隣人が民生委員に知らせに来た。そこで,D社会福祉士は民生委員と共にEさん宅を訪れると,Eさんに会うことができた。
次のうち,D社会福祉士がこの場面で最初に行うこととして,最も適切なものを1つ選びなさい。

①アセスメント

インテーク後

②プランニング

アセスメント後

③スクリーニング

正解

④モニタリング

経過観察

コンサルテーション

専門家に相談

 

111問目

事例を読んで,地域包括支援センターのF社会福祉士の対応に関する次の記述のうち,適切なものを2つ選びなさい。

〔事例〕地域包括支援センターに勤務するF社会福祉士は,G民生委員よりHさん(85歳,男性)について相談を受けた。Hさんは妻(78歳)と二人で暮らしている。Hさんは近所付き合いもせず,G民生委員が訪ねても,自分たちで何とかやっているから大丈夫だという。しかし,先日,妻が脳?塞で入院したので改めて様子を見に行くと,Hさんは疲れ切った様子だったので,福祉サービスの利用を勧めたが拒否されたとのことであった。

 

①Hさんに電話をして,地域包括支援センターに相談に来るよう勧める。

②Hさんに援助を求める意思がないので,住民や専門職には協力を求めない。

③市の担当課と連絡を取って,情報を共有する。

正解

Hさんが援助を求めるまで,見守りながら待つ。

⑤Hさん宅を訪問し状況を把握する。

正解

 

 

第29回社会福祉士 国家試験 相談援助の理論と方法

やっと落ち着きました。もう取らないでよ

104問目

ソーシャルワークにおけるアセスメントに関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。

①コミュニティはアセスメントの対象に含まれない。

含まれる

②ソシオグラムは,クライエントと複数世代の家族メンバーとの関係性を表す。

ジェノグラム

③パーソナリティに焦点化して,クライエントに関する情報を収集する。

パーソナリティに焦点化する訳ではない

④プライバシー保護のため,クライエント以外の者から情報収集は行わない。

行う

⑤支援プロセスの進行と共に展開する動的なプロセスである。

正解

 

105問目

ソーシャルワークの援助過程におけるモニタリングに関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。

①プランニングの前に実施される。

アセスメント

②インターベンションが行われている間に実施される。

正解

③契約の前に実施される。

インテーク

④インテークの途中で実施される。

されない

⑤援助終結後に実施される。

フォローアップ

 

106問目

バイステック(Biestek,F.)の援助関係形成の原則に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。

①「自己決定の原則」は,クライエント自身や第三者重篤な危害が及ぶことが想定される場合においても優先する。

しない

②「受容の原則」とは,ワーカーの個人的な価値観と一致する場合において,クライエントを受け止めることである。

価値観が相違しても受け止める

③「個別性尊重の原則」とは,他のクライエントと比較しながら,クライエントの置かれている状況を理解することである。

比較しない

④「非審判的態度の原則」とは,クライエントを一方的に非難したり,判断しないことである。

正解

⑤「統制された情緒的な関与の原則」とは,クライエント自身が自らの情緒的混乱をコントロールできるようにすることである。

ワーカーがコントロールできるようにする

 

107問目

事例を読んで,この場面におけるBスクールソーシャルワーカー社会福祉士)の対応に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。

〔事例〕Bスクールソーシャルワーカーは,小学校4年生のC君の母親から初めて相談を受けた。C君は低学年の時には学校から大きな問題を指摘されたことはなかったが,4年生になってからは授業に集中できず,落ち着かないところが目立つようになり,周りの友達とのトラブルが多くなった。また,この1か月の間,不登校気味となっている。さらに,C君自身も学校でのストレスから,自宅では2歳年下の弟との喧嘩が激しくなり,弟も非常に混乱しているようである。また,夫に相談しても話を聞こうとせず,どうしたら良いのか分からないと訴えた。

 

①「ご家庭でのお子さんの様子をもう少し詳しく聞かせていただけますか」

正解

②「お子さんの問題は夫婦で話し合うのが最も大事なのではないですか」

③「兄弟喧嘩くらい多少は大丈夫ですよ」

④「お子さんの学校の問題は,先生ともっと話し合うべきです」

⑤「お母さんのこれまでの生活歴をお聞きしてもよろしいですか」

 

第29回社会福祉士 国家試験 相談援助の理論と方法

だから、取らないでってば❗️

問題101

パールマン(Perlman,H.)が提唱した問題解決アプローチの援助技法に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。

社会生活技能訓練(SST)の技法を用いる。

認知行動療法

②ライフストーリーの書き換えを目指した技法を用いる。

ナラティブアプローチ

③部分化の技法を用いる。

正解

④強化による行動変容によって適応行動を増やす技法を用いる。

行動変容アプローチ

⑤例外探しの技法を用いる。

解決志向アプローチ

 

102問目

子ども家庭支援センターのK家庭支援専門相談員(社会福祉士)は,行動変容アプローチを応用したペアレント・トレーニング講座の講師として,観察した子どもの行動の表現方法について話した。講座終了後,参加していたLさん(35歳,女性)から相談に乗ってほしいと声をかけられた。別室で改めて話を聞くと,Lさんは5歳になる長男の行動で困っているという。講座での話を理解したつもりだが,子どもの行動を表現する適切な言い方を教えてほしいというものであった。そこで,K家庭支援専門相談員は,行動変容アプローチに基づく行動の表現を例として示した。
次の例示のうち,講座内容の趣旨に沿った表現として,最も適切なものを1つ選びなさい。

①いつも落ち着きがありません。

②ちゃんとできたことはありません。

③何かにつけて口答えばかりです。

④弟が持っているおもちゃを横取りします。

正解

⑤とにかくかんしゃく持ちなのです。

 

103問目

事例を読んで,この場面におけるM福祉活動専門員(社会福祉士)によるAさんへの初回訪問時の対応として,最も適切なものを1つ選びなさい。

〔事例〕Aさん(73歳,女性)は,自宅で一人暮らしをしている。6年前に夫を亡くし,一人息子とは疎遠になっている。Aさんは,数年前から食べ残しの物などを自宅に溜め込むようになり,庭までゴミが山積みとなって,悪臭を放っている。近隣住民は,Aさんに片付けるように何度も申し入れたが,Aさんは一向に片付けようとはしない。役所も,勝手に片付けることはできないでいる。そこで,社会福祉協議会のM福祉活動専門員がAさん宅を訪問した。

①近隣住民の迷惑となっていることを自覚しているかを尋ねる。

②何かお困りのことはありませんかと問いかける。

正解

③不要な物が火災の原因となる可能性があることを伝える。

④親族である息子と一緒に,不要な物を処分するように伝える。

⑤なぜ,こんなにたくさんの物を溜めたのか理由を尋ねる。

 

 

第29回社会福祉士 国家試験 相談援助の理論と方法

取らないでぇ〜❗️

この分野は20問でしたねm(_ _)m

すいません、頑張りましょう♪

 

98問目

システム理論に基づくソーシャルワーク実践モデルに関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。

①ケースワーク,グループワーク,コミュニティワークの主要三方法を統合する視座を示した。

正解

②システムの中心を個人とみなし,個人の変化に焦点化する方法を示した。

個人ではない

③クライエントの自己への評価の低さに伴う否定的な感情に注目する視座を示した。

限定的で違う、認知行動療法の説明

④現実は社会的に構成されるという見方を示した。

社会構成主義の説明

⑤精神の力動性に着目し,パーソナリティの変容を目指す視座を示した。

パーソナリティの変容は心理社会的アプローチ

 

なんか難しい問題ですね。答えを書くのに、簡潔を心がけていますが、難しいです

システム理論自体登場人物多くて難しいですもんね。

 

99問目

事例を読んで,H医療ソーシャルワーカー社会福祉士)による対応に関する次の記述のうち,適切なものを2つ選びなさい。

〔事例〕病院に勤務するH医療ソーシャルワーカーは,入院患者のJさん(45歳,男性)から相談を受けた。Jさんは直腸がんの手術後,ストーマ造設手術を受けたばかりである。Jさんは,見舞いに来た職場の同僚から,上司がJさんの職場復帰は難しいと言っていると聞いた。そのため退職を考えているという。しかし話が進むと,本心は職場復帰して今の仕事を続けていきたいが,できるかどうか心配で仕方がないと語った。元々,今の上司とは折り合いが悪いとも話した。

①今後のセルフケアと仕事の両立が難しいので,退職した方が良いと勧める。

②職場復帰に関する上司の発言に非があると,直接上司に言う。

③主治医同席で,職場の人事担当者と話合いの場を持つことを提案する。

正解

④今後の方向性を一緒に考えましょうと言う。

正解

⑤今までの上司との関係を振り返り,反省するように言う。

 

100問目

解決志向アプローチに関する次の記述として,正しいものを1つ選びなさい。

①問題の原因の追求よりも,クライエントのリソース(能力,強さ,可能性等)を活用することを重視する。

正解

②ヒューマンシステムを言語システムとして捉える。

ナラティブアプローチ

③対話を,専門家ネットワークと個人的ネットワークの間に生まれるものと捉える。

連携のこと

④個人と環境の継続的な相互作用により,無力化が起こると考える。

ナラティブアプローチ

⑤クライエントが,自分の人生を描き出す対話のパートナーとなる。

ならない

 

やっと100問

社会福祉士の過去問は150問もあるので、やるだけで大変ですね

 

 

第29回社会福祉士 国家試験 相談援助

僕はこれがあれば、一人でも平気^^

97問目

事例を読んで,次の記述のうち,F相談員(社会福祉士)の対応として,最も適切なものを1つ選びなさい。

〔事例〕大学3年生のGさん(21歳,女性,未婚)は,妊娠3か月であることが分かった。Gさんは,自分が通う大学の学生相談室を訪れ,F相談員が対応することになった。Gさんによれば,子の父親とは音信不通となっている。Gさんは出産し,子育てをしていくことを強く希望しているが,周囲には賛成してくれる人はいない。大学は卒業したいと考えているが,親には頼れず,経済的な不安がある。Gさんは,「どうしてよいか分からない」と語った。

①主治医と連絡を取り,Gさんが出産するかどうかの意思決定支援を一任する。

②大学の関係部署と連携し,学業と子育てを両立するための方策を検討する。

正解

③学業を優先する必要があるため,出産,子育ては断念するように助言する。

特別養子縁組制度の活用を勧め,仲介してくれる機関を紹介する。

⑤子の父親を捜し出し,認知してもらうように説得する。

 

相談援助終わり^^

10問かと思ったら7問でした…

すいませんm(_ _)m