第29回社会福祉士 国家試験 障害者に対する支援

らびさんは安定のおひとり様を満喫中〜

僕に構わないでぇ〜

 

問題61

障害者の法律上の定義に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
(注)「精神保健福祉法」とは,「精神保健及び精神障害者福祉に関する法律」のことである。

障害者基本法における「障害者」には,一時的に歩行困難になった者も含まれる。

含まれない

発達障害者支援法における「発達障害者」とは,発達障害がある者であって発達障害及び社会的障壁により日常生活又は社会生活に制限を受けるものをいう。

正解

③「障害者総合支援法」における「障害者」は,20歳以上の者とされている。

18歳以上

知的障害者福祉法における「知的障害者」とは,児童相談所において知的障害であると判定された者をいう。

知的障害者は定義なし

⑤「精神保健福祉法」における「精神障害者」とは,精神障害がある者であって精神障害及び社会的障壁により日常生活又は社会生活に制限を受けるものをいう。

統合失調症、精神作用物質による急性中毒又はその依存症、知的障害、精神病質その他の精神疾患を有する者をいう」と定義

 

問題62

事例を読んで,この時点におけるP市障害者虐待防止センターの対応として,最も適切なものを1つ選びなさい。

〔事例〕精神障害のあるGさん(45歳,女性)は,父親(78歳)と二人暮らしである。母親は病死し,きょうだいはいない。最近,Gさんは,自分の障害年金が入っている預金通帳の残高が知らない間に減っていることに気付いた。Gさんは,父親が貯金を黙って下ろしているのではないかと疑い,父親に尋ねた。父親は否定し,大事には至らなかったが暴力を振るわれたとのことであった。相談を受けた民生委員は,直ちにP市障害者虐待防止センターに通報した。

 

①Gさんへの父親からの虐待に関する通報があったことを,都道府県に報告する。

②Gさん宅への立ち入り調査を実施するため,警察署長に援助を求める。

③Gさんの安全を確保するため,緊急一時保護の利用を勧める。

④Gさんに関わる民生委員からの通報について,事実確認を行う。

正解

⑤Gさんのお金を父親から取り戻し,日常生活自立支援事業の利用を勧める

 

こういった事例はよく読んで考えたら大丈夫かな…と^^